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てんかんに関する「パープルデー」ってなに?

2019年11月26日

てんかんは、てんかん発作を繰り返し発症する脳の神経異常の病気ですが、そんなてんかんに苦しんでいる人たちのためのイベントが毎年3月26日に開かれます。
このイベントはパープルデーと言われるもので、世界中で行われているてんかんの啓発キャンペーンとして、人々が全身紫色の服装で行進をするというものです。
てんかんは突然発作を起こしてしますので、どうしても周りの人たちからはちゃんとした理解を得られない病気です。
少しでもその認知を改善してもらい、てんかん患者が生きやすい社会を実現することを目指しています。

パープルデーはもともと、カナダ人のキャシディー・メーガンさんという、当時9歳のてんかんを患った少女が始めた運動であり、歴史も浅く2008年からスタートしたものです。
パープルデーの内容は開かれている場所によって様々ですが、決して暗い運動ではなく、一般の人たちでも楽しく参加ができるようなもので明るくてんかんの啓発をしています。
ですから、誰でも気軽に参加することができますし、てんかんを患った人たち同士の助け合いの輪も広がっていきます。

また、日本のサッカーチームであるサンフレッチェ広島は、このパープルデーをサポートしています。
スタジアムの一部にてんかん啓発のためのブースが置かれ、医療関係者やてんかん協会の人たちによって、てんかんを説明するチラシや缶バッジなどを配られました。
この取り組みは広島大学のてんかんセンターによって実現したもので、パープルデー以外の日も、サンフレッチェ広島によるてんかん啓発も兼ねたサッカー教室が開かれました。

以上のように、てんかんは何も知らない人達にとっては非常に奇怪に映る病気のため、てんかん患者にとってこの社会は生きづらい世の中なのです。
しかしこのパープルデーの開催は一般の人たちへの啓発と、同じてんかん患者同士の結束を生み出すキャンペーンとして、非常に価値のあるものだと評価できるものでした。

2016年に名古屋で行われたパープルデーパーティー

2016年に名古屋で開催されたパープルデーパーティーでは名古屋市博物館の地下1階講堂を舞台に、13時30分から16時まで熱いキャンペーンイベントが行われました。
パーティーの内容は、単純にてんかんの啓発運動をするだけではありません。
アイドルグループであるBSJのフレッシュなパフォーマンスとキッズダンスグループである、きらりキッズダンススクールとテアトルアカデミーキッズダンスのパフォーマンスも行われています。

また、患者のために、専門医や精神保健福祉士に自由に個別相談ができるスペースも用意されていました。
単純に病気に悩んでいる人たちが寄り添える空間としても成立していたので、キャンペーンとして非常に価値がありました。

日にちはパープルデーと同じ3月26日に行われており、参加費はもちろん無料で、当日は誰でも飛び入り参加が可能でした。
ですから、パープルデーに参加しようと思ったけれど、同じ日にちにある名古屋のパープルパーティーが面白そうだから、そちらに行ってみようという人も少なからずいたと思います。
このin名古屋の啓発イベントは2016年に行われていた他の地域のてんかん啓発イベントの中でも話題になり、多方面で宣伝もされていたためたくさんの人たちが会場にやってきました。

以上のようにこのin名古屋のてんかん啓発イベントであるパープルパーティーは、その誰でも楽しめる内容と話題性で注目され、結果として多くの来場者を獲得することができました。
どれだけ啓発キャンペーンを開いても、誰も来なければ意味がないので、このパープルパーティーはキャンペーンとしても大成功でしたし、こうしたイベントが続いていくことは社会的にも非常に価値のあることでしょう。